12月はボーナスの支給月。
ローンを組んで住宅を購入された方やご購入を検討中の方の多くは、繰上返済を検討されていることと思います。ゼロ金利時代の今、貯金するより繰上返済を利用する方が、最終的な返済総額の点で有利なのは言うまでもありません。
しかし、多くの住宅ローンの場合、繰上返済をする際に手数料が必要なのをご存知ですか?
最近では、繰上返済手数料無料の公庫買取型「フラット35」や、一定の条件を満たせば手数料が無料となる銀行住宅ローンなどもあり、このようなローンでは、こまめに繰上返済をすれば金利負担を確実に少なくすることができます。
では手数料が掛かる場合、こまめに繰上返済をした方が良いのか、ある程度まとまった金額になってから繰上返済をした方が良いのか…。
そもそも住宅ローンの繰上返済手数料はいくら位なのか。
それは繰上返済する金額や借入れてからの年数、融資金利の種類などで細かく区分されている場合が多く、一般的に「変動金利型ローン」に比べ「固定金利型ローン」の方が高い手数料に設定されています。
手数料の金額は金融機関によって異なりますが、「変動型では数千円程度」、 「固定型では数万円程度」となっている場合が多いようです。
借入金利の低い近年、手数料の高い固定金利型ローンを選択されている方も多いのではないでしょうか。
ここで裏技をひとつ。固定型ローンの場合、次の手順でその手数料を抑えることができます。
借入当初の金利固定期間満了後、一時的に変動金利型を選択する
変動金利型の間に、安い変動金利型の手数料で繰上返済を行う
繰上返済完了後、実際に希望する金利型に再度変更(再設定)する
こうすると、固定型より安い変動型の手数料で繰上返済ができ、手数料を抑えられます。ただし固定期間満了までの残り年数が長い場合や繰上返済する金額が大きい場合など、先に繰上返済をしてしまう方が金利上有利なこともあるので、しっかりと比較計算することが必要です。
尚、このやり方は一般的な固定金利型と変動金利型ローンの、各々の仕組みをうまく利用した方法ですので、お借入の住宅ローンが該当するかどうかについては取扱金融機関のローン窓口にご確認下さい。
ちなみに、その仕組みとは以下の3点です。
固定型ローンは当初の固定期間満了後、自動的に変動金利型になり、その都度改めて固定か変動かの金利の種類や、固定金利を選択した場合の固定期間を選択する借り方のローンであること
上記の固定型から変動型になる際には、手数料が掛からないこと
前述で、再度固定型を選択したい場合は手数料(再設定手数料)が掛かるが、当初固定期間満了後、再度固定型を選びたい時には必ず掛かる手数料なので、前述の繰上返済の有無に関わらず同条件であること
また取扱金融機関のローン窓口では、繰上返済の相談の他、様々な相談に応じてくれますので、繰上返済をお考えの時などお悩みの際は、どうするのが一番有利なのかご相談されることをお勧めします。
繰上返済で負担が減る金利と支払う手数料、どちらが得かをしっかりと計算に入れて賢く返済をしましょう。
でも、毎日の生活や不測の出費などのことも考えて、無理のない繰上返済をされることもお忘れなく。 |