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年の瀬を迎え、今年も残すところあと僅かとなりました。年末年始には、帰省されたり旅行に行かれたり、ご自宅を留守にされる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、防犯やセキュリティについてまとめてみました。 |
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| INDEX |
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| 1.侵入窃盗認知件数について |
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| 2.空き巣の防犯対策について |
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| 3.防犯やセキュリティーに関する“用語集” |
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警視庁ホームページに掲載されている統計によると、都内における平成14年以降の侵入窃盗認知件数は年々減少していて、平成18年上半期(1〜6月)の侵入窃盗認知件数は前年同期に比べ約4.9%減少、またその内の空き巣認知件数についても約7.9%減少しているそうです。
近年、ピッキングなどによる被害がマスコミなどでも取り上げられ、実際に防犯対策を実施するなど皆様の意識が高まったことや、新築されるマンションなどでもピッキングに強いとされる鍵や錠など、防犯性の高い製品を採用する物件が多くなったといった情勢の変化も、認知件数の減少に寄与したのではないでしょうか。 |
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| また、同じく警視庁ホームページの統計によると平成18年上半期の侵入窃盗の手口などの内訳の主なものは、下記のようになっているそうです。 |
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| ○発生状況 |
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空き巣:61.4%、出店荒し:12.0%、事務所荒し:9.5% |
| ○発生場所 |
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一戸建て住宅:26.6%、中高層住宅(4階建以上):15.6%、
その他の住宅:28.5% |
| ○侵入手段 |
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| 一戸建て住宅・・ |
ガラス破り:69.5%、無締り:15.0%、
錠破り:2.5% |
| 中高層住宅・・・ |
ガラス破り:33.9%、無締り:17.9%、サムターン回し:15.0%、ピッキング:8.2%、錠破り:1.7% |
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発生状況では空き巣が最も多く、その侵入手段は一戸建て住宅では「ガラス破り」が圧倒的に多く、中高層住宅では「サムターン回し」や「ピッキング」などの玄関扉の不正解錠に関連する侵入手段も高くなっていることが分かります。
実際の防犯対策を検討される際には、こういった実態を考慮に入れるのも参考になるのではないでしょうか。
詳しくは、下記の『警視庁ホームページ』をご参照ください。
警視庁ホームページ「平成19年中の傾向(空き巣)」>>> |
| 出典:警視庁ホームページ |
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空き巣の防犯対策のため普段から心掛けておく点についても、警視庁ホームページに挙げられています。
主な点を下記にまとめましたので、ご参考ください。 |
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ピッキングに強いシリンダーにする |
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サムターン回しの対策をする |
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ドアに補助錠を取り付ける(錠が2つ以上あると、侵入に要する時間も2倍以上になる) |
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ドアとドア枠の隙間を塞ぐガードプレートを取り付ける |
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窓に補助錠を取り付ける |
| ・ |
防犯ガラスなど、破壊に強いガラスに換える |
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面格子があるからといって安心しないで、窓を施錠するよう心掛ける |
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センサーライトや警報ブザーなどを取り付けることも効果的 |
| ・ |
ポストや植木鉢の下などに合鍵を置いておかない |
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長期間留守にする時は新聞の配達を止め、新聞を溜めないようにする |
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詳しくは、下記の『警視庁ホームページ』をご参照ください。
警視庁ホームページ「空き巣の防犯対策」>>> |
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| 最近の分譲マンションでは、様々な防犯対策やセキュリティが採用されるケースも増えてきました。そこで、そういった防犯やセキュリティに関する用語をまとめてみましたので、ご参考ください。 |
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| ■CP錠認定制度、CP-C錠認定制度 |
「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定制度」に基づき、警察庁の外郭団体である(財)全国防犯協会連合会が行っていた、住宅の出入り口の開き戸につけられる防犯性の高い錠前(CP錠認定制度、青色系のCPマーク)や、ピッキングに強いシリンダー錠(CP-C錠認定制度、赤色系のCPマーク)を認定する制度。
官民合同会議の設置などに伴い、平成16年5月20日をもって廃止さた。 |
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| ■官民合同会議、CPマーク |
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侵入手段の巧妙化に対処し侵入犯罪を防止するためには、ドア、窓、シャッター等の建物部品の防犯性能を高め、これを普及させていくことが重要と考え、平成14年11月、警察庁、国土交通省、経済産業省が、建物部品関連の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置。「防犯性能の高い建物部品」を広く普及促進するため、共通呼称(防犯建物部品)と共通標章(CPマーク)が官民合同会議で制定された。
左のCPマークは、防犯性能試験を行った結果に基づき、侵入までに5分以上の時間を要するなど一定の防犯性能があると評価した建物部品として掲載・公表された「防犯性能の高い建物部品」のみに使用を認められている。
詳しくは、こちらをご参照ください。警察庁ホームページ>>> |
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| ■バイオメトリクス認証 |
本人であることを身体的特徴や生体情報で確認し判別する「個人認証」技術のひとつ。紛失、盗難、忘却(暗証番号等)などがなく、安全性も高い。
利用される生体情報として、「血流(指、手のひら等)」「指紋」「虹彩」「声紋」「顔」などがある。 |
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| ■玄関扉などの不正解錠対策 |
| 玄関扉などの不正解錠には、ピッキングやサムターン回し、バール等による扉のこじ開けなど幾つかの手口がある。近年では、下記のような不正解錠防止に効果がある製品が用いられている事例も少なくない。 |
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| ○ディンプルシリンダー方式キー |
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"ピッキング(Picking)"は"こじあける"という意味で、特殊な器具によって鍵を使わずに玄関扉などの錠を開ける不正解錠行為。このピッキングに強いとされるシリンダー錠のひとつが、ディンプルシリンダー方式。ピンタンブラー方式を発展させた高精度のシリンダーで、複数の角度から多数のピンタンブラーを配している。キー表面にはくぼみ(ディンプル)があり、製造メーカー以外での鍵の複製が難しくピッキングに強い。
その他にもマグネットキーなど、幾つかのピッキングに強いキー方式がある。 |
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| ○玄関ダブルロック |
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ピッキングやカム送りなどの手口を使う侵入犯は、侵入に時間がかかることを嫌う。従って、錠を2つ取り付けていれば単純に計算して侵入にかかる時間は二倍になり、侵入犯があきらめる確率が高くなる。 |
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| ○防犯サムターン |
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扉の室内側から錠の開け閉めを行う金具がサムターン(Thumb-turn)。サムターン回しの手口は、ドアスコープを取り外したり、扉にドリルで穴をあけたり、ドアの側面や上部の隙間などから針金や特殊な工具を挿入してサムターンを回して解錠する手口。
このサムターン回しを防ぐため、サムターンを取り外せるもの(脱着式サムターン)や、つまみを押さないと回すことができないもの(スイッチ式サムターン)などの防犯サムターンがある。 |
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| ○鎌式デットボルト錠 |
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サムターンを回した時に扉から出てきて鍵を掛けるのがデットボルト。これが一般的な真っ直ぐな形ではなく鎌状になっていることで、バール等による扉のこじ開けに効果があるのが鎌式デットボルト錠。 |
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| ■防犯合わせガラス |
| 前述の通り、侵入手口で最も多いのが「ガラス破り」。防犯合わせガラスは、2枚以上のガラスの間に厚みのある特殊なフィルムを挟んで接着し、一体化したガラス。外からの衝撃で割れても破片が飛び散りにくく、また貫通することが難しいため、こじ破りや焼き破りなどのガラス破りによる侵入を防止する効果がある。 |
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| ■防犯窓センサー |
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人が出入りすることができる窓や玄関扉などに取り付けられ、留守にする際にセンサーをオンにしておくと、侵入者が不正に窓や玄関扉を開けたことを感知して警報音を鳴らしたり、警備会社に通報して異常を知らせてくれたりする。センサー部には、マグネットタイプなど幾つかの種類がある。 |
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| ■TVモニター付きインターホン |
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来訪者を声だけではなく、テレビモニターの映像によっても確認できる。
侵入犯が留守を確認する方法としてインターホンで呼ぶことがあり、応答があった場合には宅配やセールスを装うこともあるが、侵入犯は顔を見られることを嫌がるのでカメラがあるTVモニター付インターホンはセキュリティ上の効果も期待できる。最近では、録画機能の付いたTVモニター付インターホンが採用されている場合も多い。 |
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| ■防犯カメラ |
設計段階で見通しを良くして視認性を高めても、どうしてもできてしまう死角をカバーするのが防犯カメラ。防犯カメラが設置されているだけでも不審者の侵入防止に役立つといわれている。また万一侵入された場合は、カメラが不審者を捉え、その映像記録が証拠となる。
また駐車場や屋外だけでなく、移動中は密室となるエレベーターにも防犯カメラが取り付けられている事例も多い。 |
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| ■モバイルセキュリティシステム |
| 玄関扉や窓の施錠確認やエアコンの遠隔操作など、携帯電話やパソコンなどを利用して外出先からでもセキュリティの確認や操作ができるシステム。異常が発生した場合にはメールで通報してくれるなど、さまざまな機能を備えているものなどがある。 |
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| ■センサーライト |
| センサーの働きで人物が通過するとライトを点灯させる装置。暗い場所を好む侵入者を明るい光で撃退する目的で、戸建の玄関先や、マンションの駐車場や駐輪場などに設置される例が多い。防犯カメラと併せて設置すると更に効果が高い。 |
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侵入窃盗の被害を防ぐためには、年末年始などのように長期間留守にする際に気を付けるだけでなく、ゴミを捨てに行くときや、ちょっと買物に出かけるときなど、短時間の外出の際にも鍵を掛けるようにするといった日々の心掛けが大切です。
この機会に、改めて身の回りの防犯対策を見直してみては如何でしょうか。
尚、今後コラムで取り上げて欲しいことなども引き続き募集しています。 |
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