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| 護国寺 |
JR・私鉄・地下鉄各線が乗り入れる大ターミナル・池袋駅から東京メトロ有楽町線で2駅、約4分。護国寺駅から地上に出ると、南北に延びるのは音羽通り。この広い通り沿いには講談社や光文社といった大手出版社やレコード会社が並び、文京区が文化のまちであることを思い出させてくれます。池袋方向に見えるのが護国寺。徳川5代将軍綱吉公の生母・桂昌院の信仰する念持仏の奉納・祈願のため、徳川将軍家の武運長久と江戸城護持の祈願寺として元禄10年(1698)、建立されました。山門から南側の神田川へと至る音羽通りは門前通りの名残なのです。丹塗の仁王門をくぐり、石畳を歩くと石段の中門に位置するのが不老門。この門を潜ると病気にならず、長寿でいてほしいという願いが込められ、春には両脇のツツジやサツキが訪れた人々の目を楽しませてくれます。そしてその先には威風堂々とした本堂・観音堂が。元禄時代の建築工芸の粋を結集した入母屋造りの屋根をもつ大建造物は、元禄文化の雄大にして華麗な姿を今に伝えています。 |
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| 護国寺不老門 |
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護国寺観音堂 |
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| オルゴールの小さな博物館 |
護国寺をあとにして、上野へと伸びる不忍通りへ。ここには日本で最も歴史のあるオルゴールの博物館「オルゴールの小さな博物館」(予約制)があります。展示だけでなく音の振動を全身で感じるベンチをはじめ、18〜20世紀のアンティークのオルゴール、スタンウェイの自動ピアノなどが並ぶほか、ショップやオルゴールの音色を聴きながらカフェが楽しめるフロアも。日本女子大のキャンパスが面したこの通りには、学生が気軽に入れるかわいらしい外観のフレンチレストラン、また大学を挟む目白通りにはタルトが人気のカフェなど、女性好みのしゃれたショップがあちこちに点在しているのもここ目白台ならではの風景です。 |
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その日本女子大のキャンパスに入ってみましょう。正面奥左手に建つ赤煉瓦のロマネスク調の建物が成瀬記念館。創立者・成瀬仁蔵氏の教学の理念と学園の歴史を記し、広く女子教育の進展に寄与することを願って設立されたこの記念館は記念室・瞑想室、展示室、図書閲覧室などで構成。展示室では主に学園史を中心にした資料の紹介が行われていますが、博物館相当施設に指定されているため、学園外の人でも入館することができます。
アーチ型の鉄の扉を押してロビーに入ると、そこにはステンドグラスを通した優しい光が満ちています。ぬくもりを感じる木の質感と白い壁を基調にした館内は、誰もが心穏やかになる静謐な空間となっています。 |
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| 日本女子大学 |
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日本女子大学 成瀬記念館 |
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| 目白通り |
目白通りに入ると、それまでのにぎやかさとは一転して静かなお屋敷街に。文京区特有の台地と川が織り成す起伏に富んだ地形は、この地に風情ある坂、豊かな景観とともに東京の中心にして眺めのよい住宅地を作り出しました。
この目白台とは「目白不動」のある高台のこと。目白不動尊は、五色不動尊(目青、目黄、目赤、目白、目黒)のひとつ。三代将軍家光が寛永年間(1624―1643年)に、江戸城と江戸の町の守りのため、また五方の方難除けとして置いたなどと伝えられています。その後大名などの屋敷が建てられ、明治以降は政府要人が居を構える高級住宅街となっていったのです。 |
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| 新江戸川公園 |
目白通りから南に向かって坂を下ると、神田川の手前に広がるのが新江戸川公園。熊本藩細川家の広大な屋敷跡を利用した回遊式泉水庭園です。江戸時代に旗本、親藩の所有を経て細川家の下屋敷となり、明治期には細川家本邸となったもの。桜が池の水面に映る様子は落ち着いた美しさ。また奥の小高い丘から神田川の桜も眺められる隠れた桜の名所です。
新江戸川公園そばの「胸突坂」を上った丘にあるのが、細川家に伝来する歴史資料や美術品等の文化財を管理保存・研究し、一般公開している永青文庫です。この建物は旧細川公爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設されたもの。ここには欧州貴族にも優る七百年余の細川家の伝統が静かに息づいています。 |
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| 新江戸川公園 |
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永青文庫 |
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| 東京カテドラル大聖堂 |
胸突坂を抜け目白通りを再び進むと、右手にはフォーシーズンズホテル椿山荘。この一帯も古来より椿が自生する景勝地を、山縣有朋が明治11年(1878年)に私財を投じて購入したもの。現在は四季折々に美しい日本庭園の中に格式ある名門結婚式場とラグジュアリーホテルが並ぶこの地のシンボル的存在。初夏になると池の周りをホタルが飛び交う都心の貴重なホタルの名所として私たちの心を和ませてくれます。また左手には東京カテドラル大聖堂。丹下健三氏の設計によるダイナミックな曲線を生かしたデザインが目を引く、目白台のモダンさを象徴している建築物の一つです。 |
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| フォーシーズンズホテル椿山荘 |
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フォーシーズンズホテル椿山荘 |
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| 目白通りを下ると東京メトロ江戸川橋駅。にぎやかな駅前には銀行やスーパーなど生活に密着した商店街が広がります。またお茶ノ水女子大学附属の中・高校など学校が多いのも文京区ならでは。2008年6月には地下鉄副都心線・雑司が谷駅が開通予定で、池袋はもちろん、新宿(東新宿駅、新宿三丁目駅)や渋谷(渋谷駅)に直通でアクセスできるようになりさらに利便性がよくなります。歴史と文化に彩られ、緑あふれる由緒ある街・目白台は、風格を保ちながらも時代とともに進化を続けているようです。 |
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