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| 駅東側、駅ビル「プロス」前の広場に立つと、まず目に入るのが、にぎやかな商店街。アーケードの設置された大和中央通り商店街をはじめ、たくさんの商店街が駅を中心に広がり、買い物客でにぎわっています。おなじみのファーストフード店や居酒屋といった飲食店の間に、昔ながらのお肉屋さんや豆腐屋さん、生花店、理髪店など新旧のお店が入り交じり、中には優雅な英国アンティーク家具の専門店なども・・・。駅ビル内のショップや駅に隣接するスーパーマーケットと絶妙のバランスで共存して存在感を発揮しており、町の活力を感じさせます。さらに駅東側では2010年7月完成を目指して再開発が計画され、さらなる活性化が期待されます。 |
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| 大和中央通り商店街 |
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大和昭和通り商店街 |
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商店街の間にはゆったりとしたプロムナードが。これは相鉄線の地下化に伴い、1996年に全線遊歩道として生まれ変わったもの。駅の東西に延び、住民の散策路のほか、イベント会場として活用されています。たとえば、毎月1〜2回、土曜日に設けられる「オープンカフェ」。青空の下テーブルが用意され、コーヒー片手に会話を楽しんだり、市民参加によるステージで歌や演奏が行われ、雰囲気を盛り上げてくれます。また毎月第3土曜日に開催される「やまとプロムナード古民具骨董市」は、1998年に67店からスタートし、現在では200を超える出店がある、関東でも有数の骨董市。和洋の骨董品から着物、アジア民芸などが並び、県内外から多くの人が訪れます。
そして7月下旬、プロムナードで開催される大和市の夏最大のイベントが、30年以上の歴史を誇る大和阿波おどり。「大和独自のイベントを」という思いから商店街の人々により始められたこのお祭りも、自治体や地元企業が次々と参加するようになり、今では毎年市民が心待ちにする大規模なイベントになりました。 |
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| 写真2点ともに駅前の東側にのびるプロムナード |
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イベント会場としてだけでなく日々の通勤・通学に利用する、町の動脈ともいえるこのプロムナードを歩いていくと、右手に見えるのが、FMやまと(大和ラジオ放送)。地域に根ざしたコミュニティFM局です。暮らしに彩りを添える心地よい音楽はもちろん、大和市を中心とする話題のスポットや注目の企業、人物をナビゲート。緊急時の放送も行うので、ふだんBGM代わりに聴いている家庭も多いとか。
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| やまと公園 |
そのまま駅の南側へ足を向けると、警察署や保健福祉事務所が並ぶ市の官公庁街。その間にあるやまと公園は緑の木立が爽やかな児童公園。大きな広場や噴水のほか、ジャングルジムやぶらんこ、砂場などの遊具も揃い、子どもたちの無邪気に遊ぶほほえましい光景が見られます。 |
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再び東に進み、国道467号線へ。大和市のもうひとつの動脈ともいえるこの国道の、特に大和駅南東のみずき通りと交差する歩道橋周辺は、地域に密着したさまざまなショップが集結。生鮮食料品から衣料品まで揃えるスーパーマーケット「そうてつローゼン」と同店舗内にオープンした100円ショップ「ダイソー」、家電を中心とした「ヤマダ電機」、ディスカウントショップ「ダイクマ」などが並び、駅前まで足を運ばなくても生活に必要な品がすぐ手に入ります。また「フォルクス」や「デニーズ」といったファミリーレストランのほか、回転寿司店、ファストフードショップなど、家族で気軽に出かけられる飲食店も多数。家具、玩具も扱う総合リサイクルショップ「スマイルカンパニー」は、バラエティに富んだアイテムを見るだけでも楽しくなります。さらには歯科、内科、小児科などのクリニックもあり、万が一の場合も駆け込めて安心。半径200メートルほどの範囲に「駅前」に負けないほどの利便性が凝縮された、まるでひとつの街のようです。 |
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| 大和歩行者専用道 |
国道467号線を越えると、静かな住宅街が広がります。そこで出合うのが大和歩行者専用道。これはかつての潅漑用の水路を整備したもので、相模原市から南北に連なる全長約6キロもの散策路。ヤマブキ、サルスベリ、モミジなどさまざまな樹木が植えられ、季節ごとに花や紅葉を楽しむことができます。 |
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| 校庭から元気な子どもたちの声が響く深見小学校の角を曲がると、穏やかな空気に満ちた緑の杜が広がります。ここ深見神社は、10世紀に作られた「延喜式神名帳」に市内で唯一名を連ねる古社。ご神木になっているハルニレは推定樹齢400年、樹高30メートル、幹周り4メートルもある巨木。低地に自生するのは珍しく、長年樹種がわからなかったため、「なんじゃもんじゃ」の木として皆に親しまれてきました。隣接する仏導寺は、天文年間(1532〜1555年)称念上人が開山したとされる浄土宗の寺。境内にある梵鐘は、元禄11年(1698年)に作られたもので、大和市内では最も古い梵鐘です。大和市はその市域を、鎌倉時代は渋谷氏が、室町時代には足利氏が治めていましたが、徳川家康が関東に入国すると、近世農村として5つの村が形成。深見村と呼ばれたこの地は、武田氏に代々仕えた旗本、坂本氏が所領していました。仏導寺にはこの梵鐘とともに市の重要文化財に指定されている坂本家の墓碑などがあり、歴史の名残を見ることができます。 |
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| 深見神社 |
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仏導寺の梵鐘 |
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■深見神社:神奈川県大和市深見3367
■仏導寺:神奈川県大和市深見3361 |
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さらに進むと、住宅街が突然開け、目前には川が。横浜市との市境を江ノ島へと流れる境川です。この川沿いに続くのが、全長24.5キロの境川サイクリングロード。休日ともなるとロードバイクにまたがり、移り変わる景色を楽しみながら江ノ島を目指す人が颯爽と通り過ぎていきます。 |
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| そろそろ大和駅前まで戻ってひと休みしましょう。「ベルベ」は神奈川・東京に14店舗を構えるパティスリー。昭和通り商店街にある駅前店には工房で作った焼きたてのパンが並び、サクサクのデニッシュや全粒粉を使った体にやさしいパンを求める人でいつもにぎわっています。その向かいに立つカフェベルベはケーキやトーストのほか、サラダメニューも充実した女性に人気の店。2階中央には大きなアクアリウムが置かれ、かわいらしい熱帯魚が泳ぐ姿を眺めながら、カフェを楽しむことができます。 |
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| カフェベルベ |
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ベルベ |
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■ベルベ駅前店:神奈川県大和市大和東1-8-4
046(264)1611 |
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| 一息ついて駅の西側へ。西へと延びるこちらのプロムナードは、木々の緑と涼しげな水の演出が施され、木陰で読書をしたり愛犬の散歩をしたりと、東側とはまた趣の異なる憩いの場になっています。モニュメントなどを眺めながら15分ほど歩くと、みずみずしい緑のあふれる「ふれあいの森」へ到着。近自然工法で“ふるさとの自然”に復元された引地川沿いに、水と緑と花をテーマにした施設が広がっています。池や小川が設けられた親水広場には、春には丘一面のシバザクラが咲き誇るほか、バラや藤など、四季を通じて花や野草が楽しめる「緑の見本園」、すべり台などの遊具もあり、家族連れやカップルなど多くの市民が自然と親しむレジャースポットです。 |
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| 駅前の西側にのびるプロムナード |
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ふれあいの森 |
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| 少し足を延ばせば駅前の活気とは別世界ののどかな緑の空間に包まれる。すぐに手に入る豊かな緑があるからこそ、心に余裕が生まれ、明日への活力がわいてくるのかも――大和駅周辺の動と静を感じる場所を訪ねて、そんな気づきを得ることができました。 |
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