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近年では子供部屋の使い方や位置づけなども多様化し、マンションの間取りを検討する上で、子供部屋の広さや形状、住戸内でのレイアウト、収納の大きさなどで苦慮することも少なくありません。
そこで'08年6月号アンケートでは、子供部屋について皆様のご意見をお訊ね致しました。
ご回答いただいた皆様の同居のお子様の人数は、右グラフの通りです。
同居されている方では、殆どの方が1人または2人で、3人以上のお子様と同居されている方は少ないことが分かります。
また4割の方が「0人」と回答されていますが、アンケートでは、以前お子様と同居されていた時に感じたことや、ご出産などでお子様と同居するとしたらどのようにお考えかをお答えいただきました。
INDEX
1. 現在、同居のお子様がいらっしゃる方に、お訊ねした結果は
2. 子供部屋が必要だと思うか、お訊ねした結果は
3. 子供部屋に必要だと思うもの、必要ないと思うものを、お訊ねした結果は
4. 既にお子様に子供部屋があるという方に、
している工夫や感じていることなどを、 お訊ねした結果は
5. 理想と思う子供部屋や、ご要望、ご意見などを、お訊ねした結果は
1. 長子のお子様の年代をお訊ねしました。
  お訊ねした結果は、右グラフの通りです。
「幼稚園以下」と「社会人あるいは大学生」の方がそれぞれ3割前後を占め、ご回答いただいた方では、年齢層の比較的若い世代と高い世代のご家族の方が多かったようです。
2. 普段、お子様がどこで勉強やお仕事をしているか、お訊ねしました。
  お訊ねした結果は、右グラフの通りです。
「子供部屋(44%)」と「リビング(37%)」が多数を占めています。


更にこれを長子のお子様の年代別に見てみました。
長子が幼稚園以下の方では、リビングが大半を占め、子供部屋は0%。小学校低学年、高学年の方でもリビングが多数を占め、子供部屋の方は僅かでした。中学校でも同様の傾向でリビングの方が多く、対して高校生以上では子供部屋が多数を占めていました。特に長子が高校生の方では全員が子供部屋とご回答されています。
リビングや和室などの家族のスペースから、プライベートな子供部屋で勉強するようになるのは、中学から高校の年代が転換期となっているようです。
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1. 子供部屋が必要だと思うかを、お訊ねしました。
  お訊ねした結果は、下グラフの通りです。
「必要ない」という方は僅かに2%で、「子供ひとりひとりに必要」という方が半数を超える63%、「兄弟姉妹共有の子供部屋が良い」という方が25%で、多くの方が子供部屋が必要とお考えだということが分かります。
2. どれくらいから子供部屋が必要だと思うか、お訊ねしました。
  お訊ねした結果は、右グラフの通りです。
「小学生低学年から」が37%、「小学生高学年から」が33%と多数を占め、小学生になったら子供部屋が必要だとお考えの方が多いことが分かります。


またこの結果は、前述の「普段どこで勉強やお仕事をしているか」を年代別に見た、小学生から中学生ぐらいまではリビングで勉強する方が多く、高校生から子供部屋で勉強する方が多いという結果とは異なっています。 これは、いただいたご意見でも多く見られたことですが、特に子供の年齢が低いうちは、勉強や遊ぶ場所はリビングなどの家族の目の届く場所が理想とお考えの方が多く、子供部屋は寝室や子供のものを仕舞う場所として、またプライベートな時間を過ごす場所としてお考えの方が多いからだと考えられます。
3. 子供部屋が必要とお答えの方に、その理由をお訊ねしました。
  2つまでの複数回答でお訊ねした結果は、下グラフの通りです。
「独立心を養うため」が最も多く63%、次いで「勉強するのに集中するため(42%)」、「プライバシーを尊重するため(38%)」が多くなっています。
4. 子供部屋が必要ないとお答えの方に、その理由をお訊ねしました。
  必要ないとお答えの方が少なかったため傾向は捉えられませんでしたが、次のような理由があげられました。
 
家族との融和や、両親や家族と一緒に過ごすことで学ぶこともあるから。
子供部屋にこもりがちにならないため。
子供に指針を与えたり、個性や主体性を把握し正したりするため。
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複数回答でお訊ねした結果は、下グラフの通りです。
グラフ左が「必要だと思うもの」で、グラフ右が「必要ないと思うもの」です。
必要だと思うものでは、勉強机、ベッド、収納・物入の比率が高いのと同時に、それらを必要ないと思う方の比率が非常に低く、これらは子供部屋に欠かせないアイテムだと言えそうです。
反対に、テレビ、ゲーム機、電話、冷蔵庫は、子供部屋には必要ないとお考えの方が多いものだと言えそうです。特にテレビとゲーム機は、いただいたご意見の中でも複数の方が言及されていました。
これらに対し、パソコンは必要ないと思う方が、エアコンは必要と思う方が多い一方で、反対のお考えの方がともに10%余り見られ、ご意見が分かれるようです。
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いただいたご回答には、次のような工夫や感じていることなどがありました。
リビングを通らないと入れない部屋にして、家族と顔を合わせられるようにした。
住空間を確保するため、収納型ベッドを入れた。
部屋にこもらないよう、テレビを置かない。
床などが傷つかないよう、コルクマットを敷いている。
自分の落ち着けるスペースを確保してあげられたことが大切だったと思う。
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いただいたご回答で多かったのは、次のようなご意見・ご要望でした。
多くの方があげたのが、鍵が無く親が自由に出入りできることでした。
オープンなスペースであること、あるいは完全な個室ではなく必要に応じて仕切れるような半オープンなつくりであることなど、閉鎖的にならないことをあげた方も多数いらっしゃいました。
子供の成長や必要に応じて、間仕切りやレイアウトを変えられるような、可変性の高いつくりを理想とお考えの方も多いようです。
リビングを通らないと入れないようなレイアウトの子供部屋をあげた方も少なくありませんでした。
明るい部屋、風通しの良い部屋をあげた方も複数いらっしゃいました。
今回のアンケートでは、従来のような個室の子供部屋よりオープンあるいは半オープンなスペースで、間仕切りやレイアウトなどの可変性の高い子供部屋を望まれる方が多いことや、特に中学生以下の年代のお子様では勉強部屋としての位置付けが薄いことなど、参考になるご回答を頂戴しました。皆様からいただいたご回答を、今後の住まいづくりに活かしていきたいと思います。
多数の方にアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
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